ぶっくま

あさのが読んだ本の備忘録

ふたりでちょうど200%

『ふたりでちょうど200%』/町屋良平

小学生の時の記憶を共有する二人が社会を風刺する物語

ものすごく速い速度で疾走する物体から送出される

言語のカルマン渦に翻弄されながら

朦朧とする脳で活字を追うも同じ時空には

全くたどり着けそうにない

これは真理か妄想か

社会を突き刺す槍の残像だけは現実に見えた

 


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