ぶっくま

あさのが読んだ本の備忘録

しき

『しき』/町屋良平

高校生たちのありふれた日常を大人目線で描写した物語

描かれる情景は細筋の一本がピクリと動く様子をも逃さぬ鋭さ

一致した共感は数知れない青春への郷愁をもたらす

その追憶の時間はリアルすぎて笑ってしまうほど

文体のリズムが心と同期する感覚を覚えました

 


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